信じられない様を見た。
これを悪夢とするならばまさしく
まこと
と述べられるであろうか。
大の乱歩溺愛者としては
いささか肩透かしをくらった感は否めないが
簡潔に所感を。
「火星の運河」
良かった。
しょっぱなから恐怖を植え付ける役割も果たせていた。
トラウマがどーの心的外傷云々
これを見た後も同じ効果があると思われる。
いい出来であった。
「鏡地獄」
正直途中から見飽きた。
乱歩独特の湿っぽさ陰鬱さは滲んで出て来なかった。
物語りも だから? という感じ。
エロスティックシーンがあるので他の俳優は挑まなかったのか
成宮君では器がいささか足らなかったように思う。
したったらずで変に幼稚っぽく浮いていた。
肉迫感なし。
「芋虫」
語るところなし。
(あまりにあっけにとられた為)
「蟲」
緒川たまきがこんなにも素晴らしい女優だとは存じなかった。
ただただ賞賛するに値する。
軽やかさと重厚さ。
優雅さとおきゃんさ。
ただ色っぽいだけでなく
ただ空気がいいだけでなく
ただ単に上手いだけでない臨場感と浮遊感。
なんてことだと思った。
花束を落とし無意味に笑う場面は
女の(至極一般的なイメージによる)バカさ浅はかさを
嫌味なく表せていた。
清潔な木下芙蓉が死後だんだんと腐り膨れてゆく様子は
彼女だからこそ見入ることができた。
浅野忠信もこの作品に関しては良かったが
本映画丸々一本の価値は
緒川たまきにあると断言しても過言ではなく
いくばくの反論の余地も与えない。
声 視線 体躯や指先の所作
どれをとっても秀逸。
トリビアの 「うそつき。」
なんて贅沢な配役だったのだろうかと今更ながら感動。
そしてそこらの女優(もどき)と一緒に考えていた自分を反省しきり。
いやー最高。
浅野は「ユメノ銀河」が好き。
写真集は手のひらサイズの
チャラに抱きついてるページが好き。
どんな展開になっても浅野臭が激しく漂うところが好き。
これぞいい男。
これを悪夢とするならばまさしく
まこと
と述べられるであろうか。
大の乱歩溺愛者としては
いささか肩透かしをくらった感は否めないが
簡潔に所感を。
「火星の運河」
良かった。
しょっぱなから恐怖を植え付ける役割も果たせていた。
トラウマがどーの心的外傷云々
これを見た後も同じ効果があると思われる。
いい出来であった。
「鏡地獄」
正直途中から見飽きた。
乱歩独特の湿っぽさ陰鬱さは滲んで出て来なかった。
物語りも だから? という感じ。
エロスティックシーンがあるので他の俳優は挑まなかったのか
成宮君では器がいささか足らなかったように思う。
したったらずで変に幼稚っぽく浮いていた。
肉迫感なし。
「芋虫」
語るところなし。
(あまりにあっけにとられた為)
「蟲」
緒川たまきがこんなにも素晴らしい女優だとは存じなかった。
ただただ賞賛するに値する。
軽やかさと重厚さ。
優雅さとおきゃんさ。
ただ色っぽいだけでなく
ただ空気がいいだけでなく
ただ単に上手いだけでない臨場感と浮遊感。
なんてことだと思った。
花束を落とし無意味に笑う場面は
女の(至極一般的なイメージによる)バカさ浅はかさを
嫌味なく表せていた。
清潔な木下芙蓉が死後だんだんと腐り膨れてゆく様子は
彼女だからこそ見入ることができた。
浅野忠信もこの作品に関しては良かったが
本映画丸々一本の価値は
緒川たまきにあると断言しても過言ではなく
いくばくの反論の余地も与えない。
声 視線 体躯や指先の所作
どれをとっても秀逸。
トリビアの 「うそつき。」
なんて贅沢な配役だったのだろうかと今更ながら感動。
そしてそこらの女優(もどき)と一緒に考えていた自分を反省しきり。
いやー最高。
浅野は「ユメノ銀河」が好き。
写真集は手のひらサイズの
チャラに抱きついてるページが好き。
どんな展開になっても浅野臭が激しく漂うところが好き。
これぞいい男。
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