バベル

2008年8月4日 趣味
みました。レンタルで。

どんだけ辛いの。

一番「なってほしくない」っていう方へ方へ

怒涛の流れ。

すごくしんどい。

前も書いた「バタフライ・エフェクト」のしんどさを、

みながら思い出した。




友達から劇場でみた感想を聞いて、

「本当にクラブのシーンで気分悪くなった〜」という意見を尊重し、

DVDにしまんた。

ピカピカチューの場面は手で画面隠しつつみたよ。

40型以上はやっぱり危険。




とにかく、なんで???っていうぐらい辛い部分を集めた感じがした。

乱歩の「月と手袋」とか「心理試験」とか「屋根裏の散歩者」とか

また(何十回目か分からんけど)読んだばっかだったので、

その心痛にも似てた。

やめてくれ、やめてよもうって言葉ばっかり脳内で出てきた・・・・・・・。





毎日変態新聞の記事みたいに、外国人が、

日本人の女子はみんなあんな過激なのかって思われたらすごく怖い。




ブラピは演技が下手だなぁって思った。

というよりもこの役向いてない。この演技、合ってない。

リバーランズスルーイットとかテルマ&ルイーズとか、

その他諸々別に全然悪くないのに。

子供たちの写真を見せる為に、お尻ポケットから財布取り出すところ、

顔は憔悴しきったメイクの力借りてリアリティあったのに、

動きが全然「元気な状態」で、すごい白けた。

私がただ単にオールした時ですら、腕を後ろに回して何かする時でも

けっこう辛いもんがあるのに、その時のブラピは意外に易々と動いてた。

それがすごく目立って(浮いて)、

なんか・・・なにこの三文役者って思っちゃった。経歴長いくせに。

今回だけはブラピ使った意味ないって思った(キムタク的な役が似合う)。




一番良かったのは、ぴろし。

矢崎広。チエコ(菊地凛子)がJ−POPで最初に目が合う男の子。

2回ぐらい一人で真正面抜かれてる、あの黒目がちでワクワクするような美青年。

あれはいいねぇぇぇ〜〜〜〜〜〜。

ぴろしのあの表情。最高で最強で、やられたね〜〜〜〜。

まさか出てるとか知らなくてみてたけど、あのシーンになった時、

「え?え???マジで??マジでぴろし??????」って釘付けに。

世界のスターやん・・・。

その割にエンディングロールではたくさんの男の子たちの名前の最後だったけど。

あそこだけ何回見ても、スロー再生でもコマ送りしても、いいわ〜。

彼本当に大好き。

神様どんだけ何物も与えたのー!!って悶えちゃった。歌も演技も
上手いし。





最後の最後のシーンでとうとう堪えきれず、涙腺大決壊。

一人ラーメン屋で日本酒おかわり、目を落とした小さいメモ書き、

もうそこら辺からマジでだめだーーーーーー。

いっぱいいっぱいたまった、泥のような感情が、

きれいにされていった。完全にではもちろんないんだけど・・・そこがいい。





群像激がもともとすごく好きだから、みて良かったなぁと思った。

だけどもう一回、また一回と繰り返しみたいかと聞かれれば、私はノー。

でもほんと面白かった、エグかったけど、よかった。

登場人物全員に深くて一生引きずるトラウマできただろうと思う。





今から自分の『25年目のキス』をみます。

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